いのちの授業
補助金事業 “いのちの授業”
9月23日、小学生の子ども16名を対象に、豊田市北小田町の北小田の家にて『いのちの授業』を行いました。
畑を荒らす動物たち(害獣)がハンターによって駆除されたのち、その9割以上が廃棄されているという現状があります。
人間の都合で殺されてしまう動物たちにも尊い命があり、その背景には動物たちの住む環境が破壊されているなど問題もあるのです。
そこで子どもを対象に命の大切さを学んでいただく1日事業を開催するに至りました。
豊田市在住の女性ハンター清水潤子さんに講師をお願いしました。
小学1年生~6年生の子ども16名、ロータリークラブメンバー5名、保護者6名とともに、フィールドワークを通して自然を感じ、清水さんによるレクチャーで動物の住む環境について理解を深めてもらったのち、実際駆除された動物のジビエをBBQにしていただきました。
さらに鹿を1頭解体するという体験をとおして、どんな生き物にも命があり、それを無駄にしてはいけないということを学んでいただきました。
子どもたちは活発に意見を出し合い、鹿の肉やソーセージのBBQを美味しそうに食べていました。
また解体体験は、大人顔負けの手さばきで『ここはロース』『この部分はヒレ』といったように、部位をハンターさんたちに教えてもらいながら解体し、肉の触感を実際に感じていました。
会長のコメント
『自然破壊により動物が住みにくい環境になっていく昨今、人と動物の共生について考える事業となりました。そして子どもたちには”無駄な命はひとつもない”ということ忘れないでいただきたいと思います。』
田中のコメント
『この貴重な体験を学校や家庭で共有して命の大切さを考えていただけたら嬉しいです。
また広い範囲で考えると、ここ数年増加傾向にある青少年の自殺防止につながるとよいと思います。』
名古屋丸の内ロータリークラブ
幹事 田中なおい